1万円台で買える自動調理鍋を探していると、必ず候補に挙がるのがタイガーの電気圧力鍋「TIGER COOKPOT(クックポット)」。
ただ、旧型のCOK-A220・新型のCOK-B220、さらに色違いのCOK-N220まであって、どれを選べばいいのか迷いますよね。
結論から言うと、A220とB220の違いは「炒め機能」「自動メニュー数」「大容量モデルの有無」の3つだけ。本体サイズも圧力もお手入れも同じです。それでいて価格差は約1.4万円あるので、2.2Lサイズでよければ型落ちのA220が断然お得です。
この記事では、比較表で新旧の違いを整理しつつ、人気のホットクックとの違い・価格帯、COOKPOTならではの「低圧調理」のメリットまでまとめました。
タイガーCOOKPOT(クックポット)とは?
COOKPOTは、タイガー魔法瓶の電気圧力鍋シリーズです。材料を入れてボタンを押すだけで、圧力調理・無水調理・低温調理・炊飯などをこれ1台でこなしてくれます。
最大の特徴は、あえて圧力を約1.15気圧に抑えた「うま圧」と呼ばれる低圧調理。一般的な電気圧力鍋(約2気圧)より穏やかに加熱するので、食材の食感や形を残しながらほったらかし調理ができます。
- ボタンひとつのほったらかし自動調理(予約・保温は最大12時間)
- お手入れパーツは内なべ・つゆ受け・内ぶたの3点だけ(つゆ受け・内ぶたは食洗機OK)
- 動作音や蒸気が穏やかで、圧力鍋が「怖い」と感じる人でも使いやすい
COOKPOT A220とB220の違いを比較表でチェック
まずは新旧モデルに、A220の「色違い」にあたるN220も加えて、スペックを並べてみます。
| 項目 | COK-A220(旧型) | COK-N220(通常版) | COK-B220(新型上位) |
|---|---|---|---|
| 発売 | 2023年(100周年記念モデル) | 2024年 | 2024年 |
| 調理機能 | 1台10役 | 1台10役 | 1台11役(炒めが追加) |
| 自動メニュー | 40種類 | 40種類 | 43種類 |
| 手動メニュー | 7種類 | 7種類 | 8種類 |
| 圧力(うま圧) | 約1.15気圧で同じ | ||
| 調理容量 | 1.2L(うま圧・高速)/1.4L(その他)で同じ | ||
| サイズ・重量 | 幅28.1×奥行27.4×高さ22.6cm・約3.6kgで同じ | ||
| お手入れ | 3点のみ・食洗機対応で同じ | ||
| 予約・保温 | 最大12時間で同じ | ||
| カラー | 黒・白の2色 | 黒のみ | 黒のみ |
| サイズ展開 | 2.2Lのみ | 2.2Lと4L(COK-N400) | 2.2Lと4L(COK-B400) |
| 実売価格の目安 | 13,000円台〜 | 17,800円前後 | 27,800円前後 |
※価格は執筆時点(2026年7月)の実売目安です。
違いは実質3つだけ
表のとおり、本体の大きさ・圧力・容量・お手入れのしやすさはまったく同じ。違いは次の3つです。
- ①「炒め」機能の有無:B220は鍋のまま下ごしらえの炒めができます。ただ、フライパンでさっと炒めてから鍋に入れれば済む話でもあります
- ②自動メニューが40→43種類:3つ増えただけで、定番メニューはどちらも網羅しています
- ③4Lの大容量モデルが選べるか:4人以上の家族やつくり置き派は、新型のCOK-B400、炒め機能が不要ならCOK-N400(ともに4Lサイズ)が候補になります
なお、2024年発売のCOK-N220はA220の「色違い」にあたる通常モデルで、性能・機能・メニュー数まで完全に同じです。違いはカラー展開(A220は黒と白の2色、N220は黒のみ)と価格だけ。A220が品切れや価格高騰のときは、N220を選べば中身は同じです。
新旧の価格差は約1.4万円
A220は型落ちになったことで実売13,000円台まで下がっています(発売時は24,800円)。一方、現行のB220は27,800円前後。中身が同じN220は17,800円前後です。つまり「炒め機能+メニュー3つ」に約1.4万円払うかどうかという選択です。

炒めものはフライパンでもできるから、私なら差額の1.4万円はおかず代に回したいです♪
低圧調理(うま圧)にはどんなメリットがあるの?
「圧力が低い=性能が低い」と思われがちですが、そうではありません。低圧ならではのメリットがあります。
- 煮崩れしにくい:じゃがいもや大根も形が残り、肉じゃがや筑前煮が「見た目もおいしく」仕上がる
- 食感が残る:高圧だとやわらかくなりすぎる野菜も、ほどよい歯ごたえに
- 音・蒸気が穏やか:シューッという勢いのある蒸気音が苦手な人や、小さい子どもがいる家庭でも安心
- 圧力鍋デビューに最適:「圧力鍋は爆発しそうで怖い」という人のハードルが低い
一方で正直に言うと、高圧タイプほどの時短効果はありません。「とにかく調理時間を短くしたい」なら、業界最高クラスの高圧(95kPa)をうたうsiroca「おうちシェフPRO」のような高圧タイプが向いています。COOKPOTは時短そのものより「ほったらかしでおいしく」を重視する人向けです。
ホットクックとの違いは?価格帯も比較
自動調理鍋の代名詞といえばシャープの「ヘルシオ ホットクック」。COOKPOTとは仕組みが根本的に違います。
| 項目 | COOKPOT(タイガー) | ホットクック(シャープ) |
|---|---|---|
| 調理方式 | 低圧の圧力調理(うま圧) | 圧力なし。「まぜ技ユニット」が自動でかき混ぜる無水調理 |
| かき混ぜ | なし | 自動(カレーや炒め物も完全放置) |
| 価格帯(実売目安) | 1.3万〜3万円台 | 現行モデルは1.6Lで66,000円前後、2.4Lで77,000円前後。型落ちでも3万円台〜 |
| サイズ感 | コンパクト(炊飯器程度) | 大きめ(設置場所の確保が必要) |
| 予約調理 | 最大12時間 | 対応 |
ホットクックの強みは「かき混ぜまで自動」なこと。ただし価格はCOOKPOT A220の4〜5倍です。
- ホットクックが向く人:カレーや炒め煮まで完全放置したい、予算に余裕がある
- COOKPOTが向く人:まずは1万円台で自動調理鍋デビューしたい、煮物・スープ・カレーが中心、置き場所が限られている
どうしてもホットクックが気になる方は、売れ筋の1.6Lサイズ(2〜4人用)がおすすめです。
型落ちのGシリーズなら3万円台〜。機能差は小さいので、コスパ重視ならこちらもアリです。

「ホットクックは欲しいけど高い…」という人の最初の1台に、型落ちA220はちょうどいい価格です。
まとめ:2.2LサイズでよければA220が買い
- A220とB220の違いは炒め機能・メニュー3つ・4Lモデルの有無だけ
- 本体サイズ・圧力・容量・お手入れは完全に同じ
- N220はA220と中身が完全に同じ(違いは色と価格だけ)。A220が品切れならN220でOK
- 価格差は約1.4万円 → 2〜3人家族で2.2Lなら型落ちA220がお得
- 4人以上・大容量派は新型のB400(4L)を検討
- 「かき混ぜまで全自動」が欲しいならホットクック(ただし価格は4〜5倍)
