1万円台に値下がりした型落ちのタイガー電気圧力鍋「TIGER COOKPOT COK-A220」を購入しました。自動調理鍋はずっと気になっていたものの、ホットクックは高くて手が出ず…。「型落ちなら失敗してもダメージが少ない」と思い切ったのが正直なところです。
結論から言うと、自動調理鍋デビューの1台として大満足でした。
- 良かった点:①調理中の30分が完全に自由時間になる ②じゃがいもが煮崩れないのにお肉は柔らかい絶妙な仕上がり ③お手入れが3点だけで本当にラク
- 気になった点:①かき混ぜ機能はないので味噌など「後入れ」の工程は手動 ②圧力鍋の「ほろほろトロトロ」を求める人には物足りないかも
この記事では、実際に肉じゃがと豚汁を作った実測時間つきで、口コミで見かける「時短にならない」「味がしみない」の真相も検証します。
タイガーCOOKPOT A220とは?スペックをおさらい
COOKPOT COK-A220は、タイガー魔法瓶の100周年記念モデルとして発売された電気圧力鍋です。約1.15気圧のやさしい圧力「うま圧」で調理するのが特徴で、1台10役(うま圧・高速・スロー・低温・無水・発酵・ベイク・炊飯・茹で・温め)をこなします。
型落ちになった今は実売1万円台前半まで下がっていて、中身が同じ現行版N220や、炒め機能つきの上位モデルB220との違いは別記事で詳しく比較しています。
▶ COOKPOT A220とB220の違いを比較!型落ちは買い?
開封レビュー!サイズ感と付属品

箱から出した第一印象は「思っていたより小さい」。普段使っている5合炊きの炊飯器に比べて内なべが小さく感じました。
わが家は夫婦2人暮らしなのでそんなに量はいらないとはいえ、「ちょっと多めに作りたいときにどうだろう…」と最初は少し不安になりました。

付属のレシピブックを開くと、基本が1人分表記。「やっぱり容量が少ないのかも」とさらに不安になったのですが——結論、心配いりませんでした。
レシピ通りに作ってみると3人分くらいはある十分な量が出来上がります。2人暮らしなら多いくらいでした。
内なべに取っ手がついているのも地味に嬉しいポイント。調理直後の熱いときでも持ちやすいです。
COOKPOT A220で実際に作ってみた
肉じゃが(オートメニュー・圧力あり)
まずは定番の肉じゃがを、付属レシピブック通りに作ってみました。

うっかりにんじんを入れ忘れるというミスをしてしまいましたが、じゃがいもはホクホクでした。
調理はオートメニューで圧力調理30分。材料を切る時間が約10分なので、トータルでは約40分です。
でも、材料を入れてフタを閉め、コースを選んでスタートボタンを押したら、その30分は完全に自由時間。自動調理鍋が初めての私にとって、これはかなり嬉しい体験でした。

材料を入れてボタンを押したら、洗濯物をたたんでいるうちに完成。この「見張らなくていい30分」が想像以上に嬉しいんです♪
仕上がりも期待以上。ただ煮込むのと違って圧力調理なので、火が通りにくい食材もちゃんと柔らかくなっているし、お肉も固くなっていません。
かき混ぜ機能はないので出来上がった直後はお肉が固まっているように見えますが、柔らかいので箸でちゃんとほぐれます。
豚汁(公式HPのレシピで)
2品目は豚汁。こちらは公式サイトのレシピを見ながら作りました。味噌は具材の圧力調理が終わってから入れるので、さすがに「全自動」というわけにはいきません。
それでも、いつもならコトコト煮込みながら様子を見る時間が「ボタンを押して放置」に変わるので、自由時間は確実に増えます。
「時短にならない」って本当?実測してみた
COOKPOTの口コミでよく見かける「低圧だから時短にならない」。実測した結果がこちらです。
| 工程 | 実測時間 |
|---|---|
| 材料を切る・調味料を入れる | 約10分 |
| 圧力調理(肉じゃが・オート) | 約30分 |
| 合計 | 約40分 |
| うち手が空く時間 | 約30分 |
正直に言うと、トータルの調理時間だけ見れば普通のお鍋と大差ありません。「時短にならない」という口コミは、この意味では間違っていないと思います。
でも大事なのはそこじゃありませんでした。拘束されるのは最初の10分だけ。
残りの30分は洗濯物をたたんでも、ソファでひと息ついてもいい。「調理時間の短縮」ではなく「自分が台所に立つ時間の短縮」と考えると、体感はまったく別物です。
「味がしみない」って本当?煮物で検証
もうひとつ気になっていた「味がしみない」という口コミ。私は感じませんでした。
COOKPOTは約1.15気圧の弱めの圧力「うま圧」なので、肉じゃがでもじゃがいもが煮崩れせずに形が残り、野菜も柔らかくなりすぎないのが特徴。
実際、火はちゃんと通っているのに形も残っている、絶妙な煮込み具合に仕上がりました。
ただし、高圧の圧力鍋でつくる「ほろほろトロトロ」の煮込みをイメージしている方には、この仕上がりを「味がしみていない」と感じる可能性はあるかもしれませんね。
そこは好みの問題で、おかずとして食べる普段の煮物なら、うま圧のほうが見た目もきれいでおいしいというのが私の感想です。

ほろほろトロトロ派でなければ、形がきれいに残るうま圧の煮物はむしろ好みでした♪
使って感じたメリット
- 調理中の30分が自由時間になる:コンロの前で見張る必要ゼロ
- 仕上がりが絶妙:煮崩れしないのにお肉は柔らかい
- お手入れが本当にラク:洗うのは3点だけ(詳しくは後述)
- 内なべに取っ手つき:熱いままでも持ちやすい
- 音が静か:加圧中のシュッシュという音はあるものの、私は全く気になりませんでした
正直なデメリット・買う前に知ってほしいこと
- かき混ぜ機能はない:豚汁の味噌のように「あとから入れる」工程は手動。完全放置のホットクックとはここが違います
- ほろほろトロトロ系が好みなら不向きかも:うま圧の仕上がりは「形が残る」方向です
- 内ぶたの部品は基本外さない:説明書に「外すと取り付けが難しくなる」とあり最初は戸惑いました。ただ、洗うときに少し引っ張ると動く部品がほとんどなので、外さなくても隙間まで洗えます
音・電気代・お手入れのリアル
音はうるさい?
調理の途中で「シュッシュ」という蒸気の音はします。ただ勢いのある怖い音ではなく、リビングでテレビを見ていて気になるレベルではありませんでした。

圧力鍋なのに音が穏やかで怖くないのも、デビュー向きだと思います。
お手入れは本当に3点だけ?

本当に「つゆ受け・内なべ・内ぶた」の3点だけでした。調理後も、水蒸気が内ぶたについている以外は目立った汚れなし。小さめの内なべは洗うのもラクで、つゆ受けと内ぶたは食洗機OKです。ただ、汚れがひどいときは細かい部分は手洗いのほうが安心だと思います。
電気代の目安
消費電力は650W。肉じゃが30分の調理でざっくり計算すると1回あたり約10円(0.325kWh×約31円/kWh)です。コンロの前に立つ時間が減ってこの程度なら、十分納得の範囲でした。
COOKPOT A220が向いている人・向いていない人
- 向いている人:自動調理鍋デビューしたい/煮物・汁物をよく作る/調理中の時間を家事や自分時間に回したい/圧力鍋の音や爆発が怖い
- 向いていない人:かき混ぜまで完全放置したい(→ホットクック)/とにかく調理時間そのものを短くしたい(→sirocaおうちシェフPROなどの高圧タイプ)
よくある質問
予約調理はできる?
最大12時間の予約調理に対応しています。保温も最大12時間です。
炊飯もできる?
白米1〜3合の炊飯に対応しています。わが家はまだ炊飯は試していないので、使ってみたらこの記事に追記しますね。
B220やN220とどっちがいい?
新型B220との違いは「炒め機能・メニュー数・4Lサイズの有無」だけで、N220はA220と中身が同じ色違いです。詳しくは比較記事をどうぞ。
▶ COOKPOT A220とB220の違いを比較!型落ちは買い?
まとめ:自動調理鍋デビューに最高の1台でした
- トータル時間は普通の鍋と大差ないが、拘束時間は10分だけ。30分は完全フリー
- 「味がしみない」は感じず。煮崩れしない絶妙な仕上がりはうま圧ならでは
- お手入れ3点・音も静かで、初めての電気調理鍋に最適
- 2人暮らしなら容量は十分(レシピ通りで3人分くらいできます)
私の電気調理鍋デビューとしては最高の買い物でした。これからもっといろんな料理をラクに作っていきたいと思います。
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